湖北環境衛生組合は、し尿などを共同処理することを目的に、構成市の行政能力を高め、地域住民の福祉の向上に寄与するために、地域から発生するし尿などの衛生処理業務を行っているところです。今日の廃棄物行政を取り巻く環境は、地球規模での環境保全の観点などから、循環型社会の構築に向けて進んでおります。このような中、これまでは、発生する汚泥を焼却処理し、焼却灰を委託処分してきましたが、今後は、汚泥等の処分が懸念されることや、資源化により有効利用を図る観点から、新たに汚泥再生処理センターとして、平成14年度から3ケ年の継続事業として建設をいたしました。
汚泥再生処理センターは、処理能力141kℓ/日(し尿52kℓ/日、浄化槽汚泥89kℓ/日)で、処理方式は、膜分離高負荷脱窒素処理方式+高度処理を採用、さらに処理過程から発生する汚泥を給食残さと混合、発酵させコンポストとして再資源化を図り、また、処理施設はすべて建て屋内に配し、臭気の外部への拡散を防止するとともに、既存施設の跡地は自然林として整備をし、周辺環境との調和に配慮した施設といたしました。
しかしながら、汚泥焼却処理施設の老朽化及び排ガスによる地元への影響を考慮し、令和5年度を以て汚泥の焼却を停止し、処理過程で発生する脱水汚泥を外部搬出処分することといたしました。また、コンポストの製造も廃止しています。
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遊び感覚で学べる展示学習施設 |
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展示ホール |
プラントガイドシステム(メディアウォール) |
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受入れから放流までの、集中監視で水質管理の徹底 |
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中央監視室 |
水質検査室 |
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